ブルーベリーの挿し木
ハイブッシュブルーベリーの極早生を増やしたいと思い、挿し木を準備しています。
島根県の平地で6月10日頃より収穫出来るウエマウスを挿し木で増やします。
2014年に20本挿し木を行い、2016年10月12本を黒ぼく農場の三瓶農場に植え付けています。
ウエマウスは富山圃場で100本程度栽培していますが、三瓶圃場には極早生がなくオニールを試験的に6本植えていますが、標高450mと寒いところなので欠株が多く寒さに強い品種を模索中です。
ウエマウスは富山圃場では樹高も1.5m程度とあまり高くなく、大きな実が付き風味が良いです。
今年も1月に三瓶山周辺は80cmも積雪が有り、昨年植え付けた苗が元気でいるのか心配だけど、ハイブッシュ系は梅雨前に殆ど収穫出来るので品質が良いところが魅力です。
また、ハイブッシュ系は樹の勢いがラビットアイ系と比較すると弱いので、剪定作業が少なく済みます。
EM海水活性液をたっぷり掛けて栽培しています。
2017年は倍増予定
2017年は極早生をもっと増やしたく思い、1月に休眠している若い太めの枝を採取して15cm長さに切断。
新聞紙にくるみ、3月初旬まで冷蔵庫で保管して挿し床に挿し木をします。
3月に挿し口を鋭角に切り、メネデール水溶液に2時間程度浸けてから挿し床に挿します。
挿し穂を15cm程度に切断
水分が変わらないようにジブロックに入れる。
冷蔵庫の野菜室で保管
平成29年3月17日(金)
彼岸まであと4日、春らしい気温になってきましたので、冷蔵庫に保存していたブルーベリーの挿し木を出して挿し床に挿す側を鋭角にカッターナイフで切断して、メネデール100倍希釈液に3時間浸けておきます。
3時間後、挿し床に穴を開けてブルーベリーの挿し木を入れて行きます。
挿し木完了後、たっぷり散水して挿し木作業が完了です。
ウエマウスを58本挿し木できました。