見た目はタダの山・・・しかし中は宝の山


写真の山の中を坑道がアリの巣のように掘られています。

銀鉱石は山頂がより純度が高くまた採掘もし易いのですが、地中深くなるほど純度も下がり採掘も難しくなります。

発見当時は銀鉱石が露出

写真の山肌に荒々しく見える岩壁には、縦にいくつもの溝があります。
自然銀が露出していたため、銀脈に沿って露頭堀が行われた跡のようです。
1526年博多の商人、神谷 寿禎が航海の途中に日本海より光り輝く山を見て銀鉱山を発見したと言い伝えられていますが、真にこのあたりの自然銀が太陽に照らされ光り輝いていたのかも知れません。

発掘調査はほとんどされていない状態です。
今後発掘調査が進めば、ふたたび輝きを増す宝の山に変貌していくことでしょう。



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